非モテの問題は「女のステレオタイプ化」にある
彼女を作ろうと孤軍奮闘したけど万策尽きた
http://anond.hatelabo.jp/20110212000738
以前から思ってたけど、非モテの問題は「女のステレオタイプ化」だよね。
女にリアルに接する機会がなく、本やネットやマスメディアから得た「女とはこういうもの」という情報から脳内で構築されたものは、「女のステレオタイプ」でしかない。これは何事においてもそうで、普段から日本人に接する機会が無い外国人が思い描く日本人像は、「フジヤマ、ゲイシャ、ニンジャ、サムライ、アニメ、オタク」程度でしかなくなるし、普段から若者にリアルに接する機会が無い年長者が思い描く若者像も同じ。「若者の○○離れ」も「※ただしイケメンに限る」も、そういう意味では大差ない。
我々は、自分が普段からリアルに接していないものについては、所詮スレテオタイプ程度の認識しか持てないということだ。
じゃあ増田はどうすれば良いのかというと、外国人が日本人と友達になったり、年長者が若者のことを理解するには、どういう接し方をしたらいいのか、っていうのとだいたい同じように考えればいいと思う。つまり、自分の中の先入観や偏見をできるだけゼロにして、実際の相手はどういう存在なのか理解しようとすること、そのために当たり前に人間として接することだ。
増田がことごとく失敗したのは、ステレオタイプに基づいた接し方をしてしまったからだろう。スレテオタイプに基づいた「日本人/若者ってこんなもんなんでしょ」という接し方をして来る外国人/おっさんは、こちらを微妙な気分にさせるだけだ。
増田は女との出会い方からしてステレオタイプだった。女と出会うのに風俗店やお見合いパーティーや出会い喫茶に行ってみるのは、若者のことを知ろうとしたおっさんが渋谷に行ってみるようなものだ。確かに渋谷にも若者はいるよ。でも若者が全て渋谷に行くわけじゃない。むしろ行かない若者のほうが多い。
まぁでも、リアルに接したことがないものって、所詮はその程度なんだよね。「入り口」がどこにあるのかわからない状態。「入り口」だと思っているものすら的外れなステレオタイプ。これ何でもそう。
ソープでの経験なんて、実際に彼女ができてセックスする段階になった時に、ちんこの入り口がわかる程度だ。
今の増田にまず必要なのは、女に対する認識をステレオタイプからリアルに近づけることだと思う。彼女を作るのはその次の段階だ。既に増田も書いてるけど、女と接する本当の入り口は、女性参加率高めの習い事やボランティア辺りだろうね。そういうところで、外国人が日本人を、おっさんが若者を理解しようとするが如く、普通に生きてる女と普通に雑談することだ。男や日本人や若者がただの人間なのと同じように、女だって所詮はただの人間なのだから。
あとさ、これ。
パーティーにいるのは20代後半から30代の売れ残り女性がメインだった。
平均初婚年齢は2009年の時点で夫30.4歳、妻28.6歳。20代後半になったら売れ残りなんて、いつの時代の話だよ。
【まとめ】
・我々は、自分が普段からリアルに接していないものについては、所詮スレテオタイプ程度の認識しか持てない。
・ステレオタイプ程度の認識しか持てていないものについては、「入り口」だと思っているものすら的外れなステレオタイプである。